こんにちは。
埼玉県川口市新井宿にある歯科医院、アール歯科クリニック新井宿です。
この季節、乾燥を感じることが増えますよね。
お肌の乾燥には保湿クリームを塗り、唇の乾燥にはリップクリームでうるおいを与えて対策している方も多いと思いますが、口腔内の乾燥についてはどうでしょうか?
お口の乾燥は、単なる不快感にとどまらず、健康にも影響を及ぼすことがあります。
ぜひ、お口の中にも注意を払い、対策を講じていただきたいと思います。
お口が乾燥する原因
お口が乾燥する原因には以下のようなものがあります。
☑年齢による唾液の分泌量の低下
年齢を重ねることで唾液の分泌量が減少するため、乾燥しやすくなります。
☑病気
糖尿病やシェーグレン症候群などの疾患、さらには薬の副作用(抗うつ剤、鎮痛剤、抗パーキンソン剤、降圧剤など)も、口の乾燥を引き起こす原因となります。
☑生活習慣
ストレスやアルコールの飲みすぎ、また不規則な生活習慣は唾液の分泌低下を招きます。
さらに、口呼吸は唾液を蒸発させるため、物理的に口が乾きやすくなります。
また、年齢とともに食事の際の咀嚼機能が衰えることがあり、この場合、唾液腺が十分に刺激されず、お口の乾燥につながることがあります。
お口の乾燥による影響
お口の乾燥が進行すると、口の中にネバネバ感やヒリヒリ感を覚えるようになります。
また、乾燥によりプラークが増加し、むし歯や歯周病のリスクが高まり、口臭の悪化も見られます。
重度になると、強い口臭や舌表面のひび割れ、痛みが原因で摂食障害や会話の困難などの障害が現れることもあります。
お口の乾燥を予防しましょう
POINT1
こまめな水分補給
水筒やペットボトルを携帯し、こまめに水分を補給しましょう。
また、こまめにうがいをすることでも効果があります。
口腔専用の保湿ジェルや保湿スプレーを使用して、粘膜に潤いを与えることもおすすめです。
POINT2
口呼吸を避ける
口呼吸はお口の乾燥を引き起こすだけではなく、細菌の侵入を許し、感染症のリスクを高めます。
意識して口を閉じ、鼻呼吸を心がけましょう。
POINT3
唾液を促す食品を摂取
ガムなど「咬む」回数が増える食品は、唾液の分泌を促進します。
また、レモンや梅干しなどの酸っぱい食べ物、セロリやニンジン、アーモンドなども唾液の分泌を促す食品です。
POINT4
部屋の湿度を上げる
加湿器やエアコンの加湿機能を使用して、室内の湿度を40~60%に保ちましょう。
POINT5
生活習慣の改善
ストレスの軽減や規則正しい生活を心がけることも、乾燥の予防につながります。
まとめ
お口の乾燥は放置すると、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。
早めに対策を講じ、快適な口腔環境を保ちましょう。
また、ひどいお口の乾燥を感じる場合や、日々悪化していると感じる場合は、お早めに当院までご相談ください。
歯科医師や歯科衛生士が、生活指導を含む対症療法を中心とした適切な処置を行うことで、症状を緩和し、進行を防ぐことができます。
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