こんにちは。
埼玉県川口市新井宿にある歯科医院、アール歯科クリニック新井宿です。
長かった残暑もようやく落ち着き、秋の気配が感じられるようになったこの頃。
みなさまいかがお過ごしでしょうか？
今回のテーマは「お口まわりの事故やケガ」についてです。
交通事故やスポーツによるケガなど、歯に影響を与える事故は予期せぬことですが、
事前に知識を得ておくことで、適切に対処することが可能です。
備えあれば憂いなし！
「まさか」に備えて、歯やお口の健康を守りましょう！
歯やお口まわりを負傷してしまったら
＼まずは落ち着いて！／
1.状況を確認する
事故に遭った場合、まずは自分自身の全身の状況を確認しましょう。
意識があるか、出血がないか、痛みがどの程度かをチェックします。
後々、後遺症に悩まされたりすることのないように、落ち着いて救急隊の方や医師に症状を的確に伝えましょう。
＼元に戻せる可能性があります／
2.抜けた歯、折れた・欠けた歯を探す
できるだけ早く、抜けた歯や折れた歯を見つけます。
＼焦らずに応急処置を／
3.出血や痛みへの対応
出血がある場合は、清潔なガーゼや布で圧迫し、出血を止める努力をします。
歯が欠けた部分は神経が露出し、細菌感染を起こしやすくなっています。
手で触ったり、自分で消毒したりすることは避けましょう。
痛みが強い場合は、適切な鎮痛剤を使用することができますが、必ず医師の指示を仰ぎましょう。
＼水道水はNG！／
4. 保存方法
抜けた歯や折れた歯は、牛乳や生理食塩水に浸すか、口の中に入れて保存します。
水道水での水洗いやティッシュに包むことは避けてください。
正しく丁寧に扱うことで、歯の再植に適応する可能性が高まります。
歯と骨をつなぐ組織である歯根膜には再生能力の高い細胞が含まれています。
再植する場合には、元の場所でしっかりと歯と骨を固定する役割を果たしてくれるため、この部分をできるだけ触らず、乾燥させないことがポイントです。
＼時間との勝負です／
5. すぐに歯科医院へ
できるだけ早く歯科医院に行き、治療を受けることが重要です。
時間が経てば経つほど、歯が元通りに定着する確率が下がっていきます。
事故やケガをした場合は、早急に最寄り、もしくはかかりつけの歯科医院へ連絡しましょう。
歯科口腔外科のある歯科医院へ
事故やケガで歯を損傷した場合、見た目以上にほかの歯やあごの骨にダメージがあることがあります。
歯科口腔外科診療を行っている歯科医院で、精密に検査を受けて診断を仰ぐことが大切です。
損傷した歯を修復する治療法
☑歯が抜けた場合
事故やケガで歯を損傷した場合、抜けた・欠けた歯が回収できていて、その歯の状態が良好であれば、再植という方法で歯を元に戻せる可能性があります。
ほかにも、インプラントやブリッジ、入れ歯なども失った歯を補う治療です。
☑歯が欠けた場合
欠けが小さい場合はレジン（歯科用プラスチック）を充填します。
それ以上に欠けている場合は、セラミックなどの被せ物をすることで美しい見た目に改善することが可能です。
神経が露出するほどかけている場合には、神経を取り、根管治療を行ったうえで土台を構築し、被せ物をします。
まとめ
事故やケガによる歯の損傷は非常にショックな出来事です。
しかし、冷静かつ迅速な対応が、その後のお口の健康や見た目の回復に大きく関わります。
事故やケガを負った際には、ぜひ信頼できる歯科医院を訪れ、適切な治療を受けることをお勧めします。
ご相談ください！
アール歯科クリニック新井宿の歯科口腔外科では、患者様のお口に起こった様々なトラブルに対応しております。
「これは歯医者さんで診てもらえるのかな？」と悩まれるような症状でも、どうぞお気軽にご相談ください。
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